MediaTek 世界初NB-IoT におけるLwM2M over NIDDの商用対応を発表

MT2625 NB-IoT製品のソフトバンク株式会社のセルラーネットワークにおける LwM2Mに対応したNIDD通信の相互接続性試験を完了

2020 年 5 月 15 日 - 午後 1:00

TOKYO, Japan– 515, 2020 – MediaTek Inc.(本社:台湾新竹市 、以下MediaTek)は本日、ソフトバンク株式会社の国内セルラーネットワークにおけるLwM2M over NIDDの相互接続性試験を完了したことを発表しました。この事実は、世界で初めてLwM2Mに対応したNIDD通信を商用化するための準備が整ったことを意味します。

NIDD通信をLwM2M対応したことで、セキュリティは大幅に改善され、通信の低コスト化、低電力化がもたらされます。LwM2MとNIDDの組み合わせは、新たなIoT製品やサービスを創造するなど、日本国内のIoT産業に確固たる基盤を構築し、国内におけるIoT市場の成長速度を加速させることでしょう。

スマートメーター、火災報知器、物流市場向けトラッカー、家電製品やスマートシティ向けIoT機器など、IoT製品は多岐に渡りますが、IoT (mMTC) は、5GにおけるこれらのIoTユースケースの50%以上を占めると言われています。データ効率の求められるIoT機器を広範に繋ぎ合わせるNB-IoTは、このIoTエコシステムの中で重要な役割を担っています。世界各国のキャリアで利用され、最新のNB IoT技術を擁したMT2625で、MediaTekは、何十億ものIoT製品をつなぐという5G IoT革命を実現します。

LwM2Mはアジア、欧州、米国の主要な通信キャリアにて広く採用されている標準的な技術で、高いデータ効率、電力効率、更には、事前に登録されたルーティングにより高いセキュリティをもたらすNIDD (Non-IP Data Delivery) と組み合わせて使われています。

MT2625は4バンドまで対応可能な最新のNB-IoT製品です。一つのデザインで世界中の市場にアクセス出来るため、開発コスト、開発期間を低く抑えられます。また、内蔵の高効率のMCUを活用することで、広範なI/Oへの対応を可能にし、小型パッケージながら様々な用途の製品を実現致します。それらの製品はNB-IoTデバイスメーカー様、商用製品開発事業者様にてご購入頂けます。

MediaTek MT2625に関する詳細: https://www.mediatek.com/products/nbIot/mt2625

LwM2Mに関する詳細: https://omaspecworks.org/what-is-oma-specworks/iot/lightweight-m2m-lwm2m/


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MediaTek Inc.について

MediaTek Inc.(台湾証券取引所:2454)は、年間 15 憶台のコネクテッドデバイスを提供しているグローバルファブレス半導体メーカーです。モバイルデバイス、ホームエンターテイメント、コネクティビティ、および IoT 製品向けに革新的なシステムオンチップ(SoC)の開発で市場をリードしています。イノベーションに対する献身的な取り組みにより、電力効率に優れたモバイルテクノロジーや高度なマルチメディアソリューションを含む主要テクノロジー分野で市場を牽引する地位を確立しています。それらの技術はスマートフォン、タブレット、デジタルテレビ、5G、音声アシスタントデバイス(VAD)、ウェアラブル端末、自動車用ソリューションなど幅広い製品において活用されています。MediaTek は、スマートテクノロジーを通じて、人々が視野を広げ、容易に目標を達成出来るようになることを望んでいます。優れたテクノロジーを誰もが利用できるようにし、企業活動の原動力としています。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。www.mediatek.com