モバイル業界が協力し、5G 標準仕様策定が期日どおりに完了
China Mobile、アンリツ、Asia Pacific Telecom、AT&T、British Telecom、CAICT、CATT、China Telecom、China Unicom、Chunghwa Telecom、Deutsche Telekom、DISH Network、Ericsson、富士通、Huawei、Intel Corporation、InterDigital、Keysight Technologies、KDDI、KT Corp、京セラ、Lenovo、LG Electronics、LG Uplus、MediaTek、 Microelectronics Technology Inc.、三菱電機、日本電気、Nokia、NTT ドコモ、OPPO、Orange、パナソニック、Qualcomm Technologies, Inc.、Rohde-Schwarz、Samsung Electronics、シャープ、SK Telecom、 ソフトバンク、ソニーモバイルコミュニケーションズ、Spirent Communications、StarPoint、住友電工、TIM、Unisoc、Verizon、 VIAVI、Vivo、Vodafone、Xiaomi、ZTE
米国ラ・ホ-ヤ、2018 年 6 月 13 日 20:18 (PDT)- 3GPP TSG #80 の総会において、スタンドアロン(SA)5G 仕様のリリース 15 の完成版が承認されました。これによって、2017 年 12 月に 5G NR の非スタンドアロン(NSA)運用のための仕様がリリースされた以降、5G の標準化における重要なステップが、またひとつ完了したことになります。5G の商用化を目指し、業界全体がラストスパートをかけようとしています。SA 仕様の完成版は、NSA 仕様を補完するもので、5G NRの単独導入を可能にするだけでなく、まったく新しいエンドツーエンドのネットワークアーキテクチャをもたらすため、5Gは企業顧客や各業界によるインテリジェントな情報通信技術の改善を促進し、加速する要因になります。新しいビジネスモデルが可能になり、モバイル通信事業者とパートナー企業の両方にとって、すべてのものが相互に接続される新たな時代の幕開けになります。
世界の主要なテレコム事業者、ネットワーク / ターミナル機器 / チップセットのベンダー、インターネット企業、その他の業種から 600 人を超える代表者が出席し、5G のこの歴史的瞬間を見守りました。3GPP TSG RAN の議長である Balázs Bertényi 氏は、次のように述べています。「スタンドアロン運用に向けた 5G NR の仕様フリーズ、5G の全体構想の実現に向けた無線業界の取り組みにおいて大きな節目となります。5G NR のスタンドアロンシステムは、モバイルブロードバンドの速度や容量に劇的な改善をもたらすだけでなく、5G を通じてエコシステムに革命を起こします、テレコム業界以外の新しい業界にも、チャンスの扉を開くことになります。」また 3GPP TSG SA の議長である Erik Guttman 氏は、次のように付け加えました。「5G のスタンドアロンシステムにとってフリーズマイルストーンとなるステージ 3 の最終合意がなされたことは、とても重要です。これをもって 5G システムの仕様は、数百人もの技術者による過去 3 年間の多大な尽力によって正式な完成段階に達したことになります。各種委員会でこの注目すべき活動を指揮した方々に心よりお礼申し上げます。5G はこれまで以上に経済的、社会的、個人的活動の中核要素として、テレコミュニケーションを広範囲に拡大すると期待されます。5G システムは、New Radio や 5G Core Network に基づくサービスならびにそれらの高度で広範な機能を商業化するための道を開きます。この新しいシステムは、新たな事業分野をサポートするために継続的に特殊化を施す基礎になります。これは 5G が、4G やそれ以前の世代と異なり、多種多様なコミュニケーションにおいて極めて特殊な要件や個々のサービスの特性をサポートできるからです。3GPP ではすでに、5G システムを活用して工業オートメーションのような領域でチャンスを実現しようとする活動が始まっています。今後数カ月から数年にかけて、ますます多くの業種でこうした活動が盛んになっていきますが、そのすべての基礎となるのが今回成し遂げられた偉業です。」さらに 3GPP TSG CT の議長である Georg Mayer 氏は、次のように述べます。「2 年前、5G はただの展望、あるいは誇大広告とさえ見られていましたが、今回のリリース 15 の確定によって、3GPP は極めて短期間で 5G を現実のものにしました。その結果、エンドユーザーにさらなるデータ速度と帯域幅をもたらし、かつさまざまな業種のコミュニケーションニーズを満たすオープン性と柔軟性を備えたすばらしい標準一式がもたらされ、こうして 5G は多様なビジネスにとっての統合プラットフォームになります。すべては、共通の目標のもとで一致協力しようとする関係者の意欲と、3GPP の組織構造やプロセスの有効性があってこそ、成し遂げられたことです。リリース 15 は、5G の歴史の最初の一歩にすぎず、3GPP は顧客や業界のニーズに合わせて、これを将来に向けてさらに発展させていくことになります。」34 カ月にわたる厳しい、しかし効率的な作業を経て、精巧に作られ、かつ入念に設計された 5G 仕様は、緊密な協業と集合知の結実であり、高度な期待に応えるにちがいないことを業界全体が確信しています。
MediaTek Inc.
MediaTekのシニアバイスプレジデント、Cheng-Te Chuang は、次のように述べています。「スタンドアロンの 5G NR 仕様の完成は、5G の発展と、目標とする 5G SA ネットワークの全面配備にとって、ひとつの重要な節目になります。MediaTekは 5G の中核技術の標準化に深くかかわっています。SA および NSA の両仕様が完成したことを受け、すでに商用化が可能な当社の 5G 用チップセットは完成度をさらに高めており、MediaTekは 5G 商用市場の主要サプライヤーのひとつになります。」
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China Mobile:
China Mobile のバイスプレジデント、Li Zhengmao 氏は、次のように述べています。「ラホヤという地名は、スペイン語で『宝石』を意味します。その開催地の名にふさわしく、5G は誕生当初より『宝石』のように見なされ、より高速で円滑なモバイルブロードバンドサービスや、より包括的で効果的な業種別コミュニケーションソリューションをもたらすという、モバイルコミュニケーション業界全体の期待と夢を背負っています。業界全体が活気付き、5G のエンドツーエンドシステムの成熟を加速し、業種間統合による新たな生態系を生み出し、5G 開発のための新しいモデルを育成し、世界的なデジタルエコノミーの発展にいっそう貢献しようとしています。」
アンリツ株式会社
アンリツ株式会社のシニアバイスプレジデントの清家高志氏は、次のように述べています。「スタンドアロンの 5G NR 仕様の完成によって、無線コミュニケーションの新境地がまた一歩現実に近づいたことをとてもうれしく思います。アンリツは、お客様やパートナー企業との密接な協力を通じてデバイスやサービスの品質を確保することで、5G の商用化成功に貢献できるよう尽力いたします。」
Asia Pacific Telecom
Asia Pacific Telecom 会長、Fang-Ming Lu 氏は、次のように述べています。「NR のリリース 15 仕様の完成は、世界をさらにインテリジェント化する扉を開きます。引き続き世界の業界パートナーと協力しながら、5G テクノロジーの新たなアプリケーションを探求できることをとてもうれしく思います。具体的には、当社は 5G と 8K の合同エコシステムを形成することで、わたしたちのデジタルライフをより充実させ、工業用 IoT サービスを提供し、ひいてはより革新的なサービスを社会に提供したいと考えています。」
AT&T
「3GPP によるリリース 15 の完成によって、5G サービスの商用化がこれまでになく近づきました。」アクセスアーキテクチャおよび標準担当 VP、Hank Kafka 氏は述べています。「この節目をもって、標準準拠の機器を使用したより高度なテストが可能になり、当社が今年後半に十数都市に 5G を商用展開する基礎が整いました。3GPP の参加企業が 5G フェーズ 1 仕様の早期実現のために結集し、そしてついに完成に至りました。そのプロセスの一員でいられたことを誇りに思います。」
British Telecom
「5G の発展においてまたひとつの重要な節目を迎えられたと思います。」BT のチーフアーキテクト、Neil J. McRae 氏は述べています。「この一歩は、低遅延、大規模、高可用性を実現する 5G のパワーを可能にする上で絶対不可欠な基礎であり、またそれは当社のお客様が第 4 次産業革命や超コラボレーション時代を迎えるに当たって必要とする基礎でもあります。」
CAICT
中国情報通信研究院(CAICT)の副院長 Wang Zhiqin 氏は、次のように述べています。「5G 仕様の初版を期日どおりに発行することは、容易ではありませんでした。これは 5G の標準化に尽力した人々の英知と努力の結果です。5G の新しいエンドツーエンドのビジネス機能は、すべてのものが相互接続される時代の開幕に不可欠な原動力です。IMT-2020(5G)推進グループは、業界パートナーと協力し、5G の円滑な導入と開発を推進していきます。」
CATT
Datang Telecom Group(CATT)のバイスプレジデント、Chen Shanzhi 氏は、次のように述べています。「5G NR 初の完全仕様の完成は、業界を挙げての努力の結果です。5G のスタンドアロン運用は、モバイル用インターネットと IoT の両方をサポートするための前提であり、また 5G の商用化成功の促進要因でもあり、さらには 5G が提示する社会的価値を倍加させる要因とさえ見なせます。したがって SA 仕様が無事完成したことは、5G 産業の立ち上げ全般にとっての基礎を築いたといえます。こうして 5G の商用化はラストスパートに突入し、Datang Telecom Group は引き続き、5G を世界的な商用化成功に向けて推進させるために努力します。」
China Telecom
China Telecom の EVP であるLiu Guiqing(Dr.)氏は、次のように述べています。「China Telecomは、5G のこの歴史的節目を一員として、重要な役割を果たせたことを誇りに思います。この度 SA 仕様リリース 15 が確定したことを受け、China Telecom では、多くの都市での試験運用を通じて、性能を検証し、革新的機能を最適化する取り組みを進める計画です。またこうしたリリース 15 の検証と並行して、3GPP のほかのメンバーらと協力し、URLLC アプリケーションに不可欠なリリース 16 を策定したいと考えています。実用化に向けて、China Telecom はベンダーやパートナー各社と密接に協力し、5G エコシステムを推進し、新たなアプリケーションやビジネスケースを探求していきます。」
China Unicom
China Unicom の EVP、Shao Guanglu(Dr.)氏は次のように述べています。「今回の総会で 5G 標準を完成できたことは、業界を挙げての真摯な協力の結果です。コミュニケーションの専門家らの英知と努力の結実であり、よりインテリジェントな世界を形成しようとする社会全体の大きな期待と夢を担っています。仕様の完成は、5G の商用化にとってひとつの節目です。5G は、さまざまなシナリオにおける多様なビジネス要件に対応することが可能です。高速無線アクセスを提供するだけでなく、各業種用のアプリケーションを実現することもできます。Internet+ や Made in China 2025 のような国家戦略を実施する一助にもなります。China Unicom は、5G にふさわしい斬新な姿勢で、業界全体との協力を通じて、優れたエコシステムを形成し、5G 発展の新次元を開拓します。」
Chunghwa Telecom
Chunghwa Telecom の SEVP 兼 CTO の Kuo-Feng Lin 氏は、次のように述べています。「5G NR 仕様のリリース 15 が、期日どおり無事に完成したことをうれしく思います。これは 5G eMBB の商用化を目指す世界的なエコシステムにとって、注目すべき局面であると同時に、より広範な mMTC や URLLC の機会を求めて、リリース 16 の 5G 仕様に着手すべき時が来たことを告げています。3GPP のメンバーや関係者の尽力と貢献に感謝します。Chunghwa Telecom は、5G のすばらしい世界に突入するために、今後も業界各社と協力していきます。」
Deutsche Telekom
「3GPP のリリース 15 標準において、クラウドと親和性の高いコアネットワークのスタンドアロンアーキテクチャが、期日どおりに完成したことを歓迎します。完全なエンドツーエンドの 5G システムを実現するうえで、ひとつの重要な段階を踏破したことになります。」Deutsche Telekom の研究・技術革新担当 SVP、Alex Jinsung Choi 氏は述べています。「Deutsche Telekom は最近、ドイツにおいて、非スタンドアロンアーキテクチャの商用ネットワークの試験を実施しました。5G エコシステムの発展を加速し、遅延の縮小やネットワークスライス技術の適用を探求し、ひいてはお客様に 5G のあらゆるメリットを届けられるように、今後も業界間の協力を継続していきたいと考えます。」
DISH Network
「3GPP にお祝いを申し上げるとともに、この重要な段階を完了する一員になれたことをうれしく思います。」DISH Network の技術開発担当バイスプレジデント、Mariam Sorond 氏は述べています。「5G は、この業界にとってパラダイムシフトであり、スタンドアロン(SA)5G New Radio(NR)仕様の完成によって、新規参入企業による革新的ソリューションの導入が可能になります。5G の潜在能力を発揮させ、大量接続やブロードバンド以外の他業種向けソリューションにも対応できるようにする今後の局面にも貢献できることを願っています。」
Ericsson
Ericsson のシニアバイスプレジデント兼最高技術責任者の Erik Ekudden 氏は、次のように述べています。「3GPP が率いる業界を挙げての献身的な標準化活動のおかげで、5G は商用化という現実に急速に近づいており、わたしたちは力を合わせて、予定よりも早く、この標準を提供することができました。今後もエコシステムパートナーと共にこの勢いを維持し、通信サービスプロバイダーが 3GPP 標準準拠の 5G ネットワークを円滑に導入できるようにしていきます。」
富士通株式会社
富士通の執行役員兼ネットワークプロダクト事業本部長の妹尾雅之氏は、次のように述べています。「世界のモバイル事業者やベンダーと共に、スタンドアロン(SA)5G NR 仕様を無事完成し、この大きな節目を迎えられたことはとても光栄です。あらゆるものがつながる世界では、5G ネットワークが信頼のおけるコミュニティ間の安全な情報交換の基礎になることは間違いないでしょう。富士通は、世界中のお客様やパートナーと協力し、デジタル技術を通じて人間中心の革新を共創できるよう、5G ネットワーク製品とコネクテッドサービスの提供に努めてまいります。」
Huawei
Huawei 5G プロダクトラインのプレジデント、Yang Chaobin 氏は次のように述べています。「5G NR 標準の開発にあたって、世界的企業と協力し、スタンドアロン(SA)3GPP 5G NR 仕様の完成という偉業を成し遂げられたことは光栄であり、そしてこれは 5G の標準化と産業エコシステムにとっての重要な一歩です。Huawei は、5G の主要技術や製品の研究・開発に積極的に投資し、引き続き世界的な業界パートナーと協力し、そして 5G の商用展開と世界規模の健全な産業エコシステムの形成を推進していきます。」
Intel Corporation
Intel の次世代・標準担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、Asha Keddy 氏は次のように述べています。
「世界中が今年後半の 5G ネットワーク導入を目指して準備する中で、業界パートナーと協力し、スタンドアロン(SA)の 5G New Radio(NR)仕様を完成できたことを誇らしく思います。この新しい無線インターフェイスは、5G の初導入を可能にしようとする過程でのひとつの大きな前進です。Intel は、当社のエンドツーエンドのネットワーク、クラウド、顧客中心の視点を生かし、パートナーと共に、コンピューティングとコミュニケーションの真の融合を実現するネットワークを再考します。」
InterDigital
InterDigital ラボのバイスプレジデント、Robert DiFazio(Dr.)氏は、次のように述べています。「スタンドアロンの 5G NR 仕様の完成と、5G を構成するまったく新しいテクノロジーは、3GPP の全参加企業と数百人のエンジニアによる長年の努力の集大成であり、当社もそれに協力できたことを光栄に思います。InterDigital は、数世代の無線規格にわたって、モバイルの業界標準で主導的役割を果たそうと尽力してきました。5G によって世界中に驚異的な接続性と経済機会がもたらされようとしているときに、こうして最高の技術で貢献し続けられることを大変うれしく思います。」
Keysight Technologies
Keysight Technologies のシニアバイスプレジデント兼コミュニケーションソリューショングループ(CSG)長の Satish Dhanasekaran 氏は、次のように述べています。「5G を加速し、商用化するスタート地点にこの業界が立てたことをうれしく思います。スタンドアロン(SA)の 5G New Radio(NR)仕様の完成は、5G を現実にし、大いなる可能性を社会に解き放つうえで、注目に値する節目であり、相互につながるエコシステムをさらに前進させるうえで戦略的指標になります。Keysight は、市場の主要企業に働きかけ、3GPP 標準の開発に貢献し、そして L1 から L7 の全レベルを網羅する幅広い 5G のテストおよび評価用ソリューションの提供に取り組んでいます。」
KDDI 株式会社
KDDI の代表取締役執行役員副社長、内田義昭氏は次のように述べています。「3GPP TSG の幹部の一員として、5G 標準の完成に貢献できたことは光栄です。5G NR 仕様がこうして無事に完成したことで、KDDI は今後もビジネスパートナー各社と協力し、2020 年中の 5G サービスの商用展開に向けて準備を進めて参ります。」
KT Corp
KT Corp. のエグゼクティブバイスプレジデント兼インフラ研究所所長の Hongbeom Jeon(Dr.)氏は、次のように述べています。「2 月の平昌冬季五輪で 5G の試験運用に成功して以来、当社は 3GPP において、5G 標準をさらに完成度の高いものにしようと努めてまいりました。5G の完全な仕様が期日どおりに策定されたことに感謝するとともに、KT Corp. は、来たる 5G の商用展開に向けて、この世界的な取り組みを主導し続けていきます。」
京セラ株式会社
京セラの執行役員上席、研究開発本部長の稲垣正祥氏は、次のように述べています。「スタンドアロンの 5G NR 仕様の完成は、次世代無線技術の発展における主要な転換点です。京セラは、この新しいテクノロジーによって、ネットワークリソースの利用効率や導入の柔軟性に、また IoT や V2X のように、QoS 要件が多様で、時として高効率、高い信頼、低遅延の運用が求められる各種アプリケーションのサポートに、根本的な変化が訪れると考えます。」
Lenovo
Lenovo Group の CTO 兼 SVP の Yong Rui(Dr.)氏は、次のように述べています。「この度、3GPP の総会においてスタンドアロンの 5G NR 仕様が発行されるという、5G にとっての重要な節目を迎えることになりました。革新的テクノロジーである 5G は、テレコミュニケーションをはじめ、今後数年間、近代社会の最も興味深く将来性のある分野に作用するその他の多くの業種に、実に幅広い影響をもたらします。Lenovo は、5G テクノロジーの商用化を加速し、そのあらゆるメリットを消費者と顧客企業に届けるために、China Mobile をはじめとする主要な業界パートナーと密接に協力しています。」
LG Electronics
「スタンドアロンの 5G NR 仕様を含む、5G フェーズ 1 標準を期日どおりに無事完成させる主要な貢献者の一員になれたことは光栄であり、これは 5G テクノロジーの適用を多様な導入環境や新種の事業分野に拡大するための重要な節目です。」LG Electronics の最高技術責任者である I.P. Park(Dr.)氏は述べています。「当社は、5G ベースのインテリジェントなモバイル製品や融合サービスを世界市場に投入する準備ができており、今後も 5G 標準の発展に大きく貢献していきたいと思います。」
LG Uplus
エグゼクティブバイスプレジデント兼 5G 戦略計画の責任者である Joosik Choi 氏は、次のように述べています。「3GPP ならびにスタンドアロン 5G NR 標準リリース 15 に尽力されたすべての企業に感謝いたします。この標準に基づき、LG Uplus は 2019 年中に 5G の導入および商用化に成功できるよう準備を進めています。当社は今後も 5G NR の持続的発展に貢献いたします。」
三菱電機株式会社
通信システム事業担当常務執行役の西村隆司(Dr.)氏は、次のように述べています。「新たな 5G 標準を策定する一員となれたことは大変光栄です。三菱電機は、当社の既存事業の強みと、この策定されたばかりの 5G 標準が提供するチャンスを最大限に生かし、「持続可能性」と「安全性、セキュリティ、快適さ」が両立する豊かな社会の実現に貢献したいと考えます。」
日本電気株式会社
日本電気の執行役員常務兼ネットワークサービス長BU担当の河村厚男氏は、次のように述べています。「5G NR の標準化完了に貢献できたことを光栄に思います。これは 5G 商用化の成功にとって重要な節目であり、その安全でインテリジェントな技術は、新たな価値やサービスを実現します。当社は今後も、社会のために、高度なコミュニケーションや洗練された多様なサービスを可能にする革新的な 5G ソリューションを開発し、提供し続けます。」
Nokia
Nokia の Bell 研究所所長であり、コーポレート最高技術責任者の Marcus Weldon 氏は、次のように述べています。「業界のすばらしい世界的な協力によってこの節目を達成するうえで、重要な役割を果たせたことを光栄に思います。これにより、Nokia の Future X ビジョンが示すように、5G 無線(NR)が新しい 5G Core Network に接続されます。あらゆるものがつながる世界に向けて、5G がもたらすデジタル変革のエキサイティングな可能性が、いよいよ現実になります。モバイルブロードバンドを超えて、さまざまな業種とデジタルエコノミーを形成することができる、まったく新しい世界が開かれます。Nokia は引き続き、当社独自の 5G E2E 機能を活用し、業界パートナーと共にこのビジョンを現実のものとしていきます。」
株式会社 NTT ドコモ
NTT ドコモの取締役常務執行役員兼最高技術責任者の中村寛(Dr.)氏は、次のように述べています。「5G 仕様の初版が完成したことを大変喜ばしく思います。今回の仕様確定は、5G の持続的発展と、NSA と SA の総合的活用による 5G の世界的なエコシステム拡大にとっての出発点になります。NTT ドコモは『ドコモ 5G オープンパートナープログラム』や『ドコモ 5G オープンラボ』などの活動を通じて、5G サービスの共同開発のために、さまざまな業種にわたり数多くのパートナーと協力してきました。この仕様確定によって、社会問題に解決策をもたらすオープンな革新や、あらゆるものの未来をより豊かにする新たな様式の創造が加速すると信じます。NTT ドコモは、第 4 次産業革命を起こすことを目標に、こうした協力活動を継続していきます。」
OPPO
OPPO の VP 兼 OPPO 研究センター所長の Levin Liu 氏は、次のように述べています。「スタンドアロン(SA)5G 仕様が完成したことで、5G NR の完成されたシステムが実現し、その高速、低遅延という特性をフルに発揮できる段階に到達しました。OPPOは、China Mobileや提携するその他の通信事業者と密接に協力し、5G 対応デバイスをできるかぎり早期に導入することで、世界中のエンドユーザーに、これまでにないより豊かなユーザーエクスペリエンスを提供したいと考えます。」
Orange
Orange の無線ネットワーク担当 SVP、Arnaud Vamparys 氏は、次のように述べています。「この度、5G 標準の新リリースが順調に策定されたことを歓迎いたします。これによって、将来の 5G 導入における柔軟性や自由度が増し、ひいては各国固有の背景や相応の戦略に応じた 5G の自主的な展開が可能になります。」
パナソニック株式会社
パナソニックの専務執行役員兼チーフテクノロジーオフィサーの宮部義幸氏は、次のように述べています。「この度の 5G NR 標準一式の完成を喜ばしく思います。5G は音声や映像を通じたコミュニケーションを高めるだけでなく、IoT や自動運転などの新たなサービスにも利用できるため、ひいては社会問題の解決に貢献します。当社は 5G を活用し、『A Better Life, A Better World』(よりよい生活、より良い世界)の実現に貢献していきたいと思います。」
Qualcomm Technologies, Inc.
「3GPP RAN および 3GPP CT と SA で同業他社と協力し、5G の世界標準に 5G NR のスタンドアロン運用を盛り込む工程を完了できたことを誇りに思います。」Qualcomm のプレジデント、Cristiano Amon 氏は述べています。「3GPPへの新たなアイデアや方向性の考案・貢献における主導的役割に加えて、Qualcomm Technologies は、3GPP 5G NR 仕様に準拠したプロトタイプや相互運用性のテスト、NSA と SA の両運用に対応する 5G NR モデムチップセットの開発など、5G の商用化のために鋭意注力しています。引き続き業界と協力し、5G テクノロジーの発展を促し、そして SA と NSA の 両方で 5G のネットワークやモバイルデバイスの世界的な商用化を推進していきます。」
Rohde-Schwarz
Rohde-Schwarz(R&S)の EVP 兼テスト / 測定事業部長の Andreas Pauly 氏は、次のように述べています。「これは 5G 開発における重要なステップです。5G産業化の過程において、標準化は基礎であり、テストは保証を提供します。無線テストの主要ベンダーとしてR&S は、5G 標準開発のあらゆる局面に参加し、そして産業チェーンのパートナーと協力し、5G の全試行テストを完了しました。スタンドアロン 5G NR 仕様の正式な凍結を受け、R&S は、5G の新しい技術や応用分野のすべてのパートナーとの密接な協力を強化し、5G の課題に対処する革新的なテスト用ソリューションを提供し、将来の 5G 業界の繁栄に貢献します。」
Samsung Electronics
Samsung Research のエグゼクティブバイスプレジデント、Seunghwan Cho 氏は、次のように述べています。「5G 標準の初版完成を迎えることができ、とてもうれしく思います。Samsung は 5G 向け最新技術のパイオニアであり、この節目を迎えるために主要パートナーと活発に協力してきました。5G の商業的成功を目指してこの努力を継続し、すべての人々の生活に新次元のモバイルエクスペリエンスを提供します。」
シャープ株式会社
シャープ株式会社モバイルコミュニケーション事業部長の中野喜朗氏は、次のように述べています。「3GPP において本日、5G の世界標準仕様を完成できたことを喜ばしく思います。この5G標準を活用し、シャープは人々の豊かな生活と持続可能な社会への貢献を目的に、『8K』(超高画質)や『AIoT』(人間指向の IoT)のような革新技術の開発を加速していきます。」
シャープ株式会社にはモバイルコミュニケーション事業部という組織はないようですが、ここでは原文通りに訳出しています。お名前の表記は下記コンサル会社サイトを参考にしました。
SK Telecom
「これは、新しい 5G NR と 5GC の特性を最大限に生かして、5G 技術による新次元のモバイル革新を可能にする重要な一歩です。この重要な節目の主要な貢献者に加わることができ光栄です。」SK Telecom の EVP であり、ICT R&D 部長の Jinhyo Park 氏は述べています。「スタンドアロン 5G NR 標準が期日どおり完成したことを受けて、通信事業者はただちに 5G の商用化に向けて動きだすでしょう。5G 商用化への最初の一歩を踏み出すことを楽しみに、5G エコシステムの全参加者と共にこの勢いを維持していきたいと心から願っております。」
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク代表取締役兼 CTOの宮川潤一氏は、次のように述べています。「5G 標準を期日どおりに完成させた 3GPPの先進企業各社に感謝いたします。2020 年代にはすべてのものがインターネットにつながり、これまでにない大きな変革へわたしたちを導きます。来たる 5G 時代にソフトバンクは大きな期待を抱いており、5G商用化を加速するために業界全体をけん引したいと思っています。」
ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社
ソニーモバイルコミュニケーションズの執行役員 EVP である手代木英彦氏は、次のように述べています。「ソニーはスタンドアロン 5G NR の標準化に参加し、3GPP がこの仕様の完成に至るまでの進捗を見守ってきました。ソニーモバイルは、この新たな標準がもたらすチャンスを生かすために、5G NR 対応スマートフォンを本格的に開発する態勢です。」
Spirent Communications
「スタンドアロン 5G NR 仕様の発行は、この業界にとって画期的な出来事です。」Spirent Communications グローバルセールス担当 EVP の Wright Nigel 氏は述べています。「テスト用ソリューションのプロバイダーとして、Spirent は 5G のテストの複雑性やコストを緩和し、新しい 5G 対応サービスの革新や収益化を加速できるように、今後も業界と協力し続けます。世界中で 5G の商用展開の実装が前進するように、業界パートナーとの密接な協力を維持していきます。
StarPoint
「3GPP においてスタンドアロン 5G 標準リリース 15 が無事に完成したことをお祝い申し上げます。」StarPoint の創業者、Zhang Ping 教授は述べています。「これは今後数年間にわたり、わたしたちの生活様式を根本から変えることになる5Gの商用化にとって、柱となる出来事です。世界をリードするモバイルテスト用ソリューションのプロバイダーとして、StarPointは、この活動に参加できたことを誇りに思い、そして当社の 5G テスト用ソリューションが常に業界のニーズにかなうものであるように、パートナーやエコシステム全体と密接に協力し続けます。」
住友電気工業株式会社
住友電工の常務執行役員である柿井俊昭氏は、次のように述べています。「世界をリードするインフォコミュニケーション機器およびインフォコミュニケーション / 自動車ネットワークシステムの製造企業として、5G NR 仕様の初版完成を喜ぶとともに、5G NR の開拓者に加われたことを誇りに思います。住友電工は、5G NR の商用デバイスやネットワークの導入をサポートするために、今後も高度な製品を開発し続けます。」
TIM
TIM の技術革新部門責任者 Enrico Bagnasco 氏は、次のように述べています。「リリース 15 を期日どおり策定できたことは、5G の導入によって現在のモバイルネットワークの対応範囲を新たな市場セグメントに拡大するうえで、さらなる大きな前進になります。何より、3GPPの一員としてその達成に貢献できたことを光栄に思います。こうして NSA と SA の標準がすべてそろったことで、新しいテクノロジーでいくつかの導入オプションが可能になり、新世代のデバイスが活発化するでしょう。」
Unisoc
Unisoc の最高執行責任者 Jingming Wang 氏は、次のように述べています。「5G のSA モードは、5Gのれっきとした技術的進化と言えます。それは、来たる 5G 時代に、グローバル社会のインテリジェントな変革、技術的に広範なニーズを満たすでしょう。3GPP におけるリリース 15の完成によって、2020年中に5Gの商用化実現に向けて標準の基礎が固まり、Unisoc もそれを目指して、初代 5G 端末用チップの開発を全力で進めています。」
Verizon
Verizon のシニアバイスプレジデント兼最高テクノロジーアーキテクトの Ed Chan 氏は、次のように述べています。「スタンドアロン NR システムの仕様を含むリリース 15 が 3GPPにおいて完成したことを称賛いたします。当社は業界標準に積極的に貢献し、協力し、また 5G の革新を加速するために、2015 年に業界の主要企業と共に Verizon 5G Technical Forum を設立するなど、提携ベンダーと共に5G でリーダーシップをとってきました。今回の節目はそうした取り組みを反映するものです。今月初めに Verizon は 5G の発展における 2 つの重要な『業界初』を成し遂げました。1 つは、3GPP の NR 標準に準拠した屋外でのデータセッションの成功、もう 1つは、ギガビットに達する高速化を実現するマルチキャリアアグリゲーションの成功です。3GPPのNR 標準に基づき、Verizon が保有する28GHz ミリ波帯を使用して達成された2つの成功によって、5G 技術の驚異的な潜在能力が証明されました。この実験では、さまざまなライブのインタラクティブな仮想現実(VR)セッションを、4K 動画の同時ストリーミングと併せて、1.5 ミリ秒の遅延で伝送できることを実証しました。当社は業界パートナーと協力し、5G 固定無線や高度なモバイルブロードバンドの導入をリードしています。3GPP による5G技術の標準化は、当社がお客様のために新時代のサービスを提供する、未来を築く上でさらに役立つと確信しています。」
VIAVI
VIAVI の SVP 兼 GM の Ian Langley 氏は、次のように述べています。「フェーズ 1 の全機能を盛り込んだ 5G NR 標準の作業が完了したことは、無線通信業界全体にとってうれしいニュースです。3G 時代以降、VIAVI のテスト用ソリューションは、業界において次世代のモバイルとブロードバンドサービスの開発・導入を加速させることに専念してきました。VIAVI は、スタンドアロン 5G をサポートする TM500テスト装置の開発を急ぎ、5G ネットワーク基盤の開発・検証に総合的なサポートを提供します。」
Vivo
Vivo の SVP 兼 CTO の Yujian Shi 氏は、次のように述べています。「5Gでより良いユーザーエクスペリエンスを提供するために、当社は 3GPP に参加し、5GのSAおよび NSAに多くの技術的貢献を果たしてきました。5G標準の早期策定のために、テレコミュニケーション分野の数千人のエキスパートが費やした多大な努力に感謝します。Vivo は、5Gスマートフォンの研究開発をさらに強化しており、2019年に5G SA 対応スマートフォンをリリースできるよう努めております。」
Vodafone
Vodafone Group の R&D 責任者、Duke Ibbetson 氏は次のように述べています。「このことは、今後 10 年間のモバイル革新を見据えながら、5G の可能性をすべて実現するうえで、重要な前進です。これによって 5G NR、LTE の進化形、LPWA を含めた 5Gのテクノロジー群にさらに機能が加わることになります。」
Xiaomi
Xiaomi のシニアVP である Wang Xiang 氏は、次のように述べています。「Xiaomi は『世界中のだれもが科学の楽しさや技術の恩恵を享受できるようにしよう』というコンセプトに常に従ってきました。このコンセプトを念頭に、5G の標準化に積極的に参加してきました。5Gは、産業用アプリケーションに幅広い基盤と市場を提供します。Xiaomi は自社のエコシステムと 5G 技術の長所を存分に活用し、5G の産業用アプリケーションの開発に貢献し続けます。」
ZTE
ZTE のシニアバイスプレジデントである Zhang Jianguo 氏は、次のように述べています。「5Gフェーズ 1 標準の完成版が期日どおりに策定されたことは、通信事業者や業界パートナー各社の集合知と努力の結晶であり、5G の世界的な産業化プロセスを確実に加速します。よりオープンで、機敏でスマートな、高速・完全接続の時代が瞬く間に訪れようとしています。企業用および産業用アプリケーションの開発は、社会全体に利益をもたらします。ZTE は、世界のデジタル発展に貢献できるように、業界パートナーと協力し続けます。」